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本町スタンダード研究所

スタンダード・インプット・アウトプット

それでも住みたいフランス

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パリ市街から北部のノルマンディー地区へ移動するときに延々と続く田舎道。大きなショッピングモールもレストランも看板もなく延々と菜の花畑が続く光景をみて”現地の人は普段どんな暮らしをしているのだろうか?”とふと疑問に思いました。ユニクロがありニトリがありヤマダ電機がある日本の国道沿いのにぎわいから見ればとても対照的でした。


またパリではブランド店や素敵なお店は数多くありますが、そもそもの物価水準がとても高く現地の平均的な市民ではとても手がでないんじゃないかなと思いました。結局ここでも”現地の人は普段どんな暮らしをしているのだろうか?”ということが疑問になりました。


帰国後書店でみつけた飛幡氏の著書「それでも住みたいフランス」はフランス人のライフスタイルを含めフランス人の精神について書かれており、フランス人の生活を知るためにはぴったりな一冊でした。

 

本によるとフランス人は「やたらと物を買わない」主義の人が多いのだという。それは物価が高いということだけではなく物を大切に使うという習慣が根強く残っているためだそうだ。買ったものは長く大切に使うのはもちろんのこと、壊れても修理に出す人が多いため今でもいろいろな修理屋さんや中古業者が多いという。長く使うほどに愛着がわき時間の重みを楽しめるのだろう。またブランドものを買うよりも手作りや蚤の市で掘り出し物を探しあてるのがフランス流の楽しみなのだ。

 

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セーヌ川沿いでは古本市がひらかれていました。)


日本のような使い捨て文化があまりないためか消費を喚起するような派手なお店は多くありません。日本でも若者を中心にものを持たない主義の人が徐々に増えてきているといいます。ものを持たないという結果に着目すれば一見似たように見えるかもしれません。しかしフランスの場合はものにこだわりを持ち、ものを大事にするという精神が根付いてる点で日本とは大きく異なります。ひょっとしたら日本人よりも"モッタイナイ"の意識は高いのかもしれません。